NVIDIA株、好決算にもかかわらず下落 その理由は

NVIDIA株は2月26日の取引開始直後に最大5%下落した。前日に市場予想を大きく上回る第4四半期決算を発表したにもかかわらず、株価は調整局面に入った。
要点
- 過去最高の第4四半期決算にもかかわらず株価は最大5%安、典型的な「セル・ザ・ニュース」。
- データセンター部門の成長で売上・利益は急拡大。
- AI投資ブームの持続性に疑問が広がる。
- 185ドルが支持線、195~200ドルが主要抵抗線。
今回の下落は典型的な「セル・ザ・ニュース」反応とみられる。市場の焦点は好決算そのものから、AIインフラ投資の持続可能性へと移っている。
NVIDIAは売上高、利益、ガイダンスのすべてで市場予想を上回った。しかし投資家は、ハイパースケール顧客が現在の積極的な設備投資をどこまで維持できるのかに注目している。
なぜ好決算後に売られたのか
直近の株価上昇により、好決算はすでに織り込み済みとの見方がある。MetaやAmazonが資本支出拡大を示唆しており、データセンター向け需要の強さは事前に反映されていた。
AIインフラ投資の長期的な投資回収にも疑問がある。ハードウェア投資が急拡大する一方、企業の収益化が追いつくかが焦点となっている。
データセンター部門は好調だったが、Gaming売上は37億3,000万ドル、自動車部門は6億400万ドルと市場予想を下回った。成長がAI関連に集中している点も懸念材料だ。
マクロ環境も重しとなっている。AIバブル論や高PERテック株からの資金ローテーションが進む中、セクター全体に売り圧力がかかっている。
過去最高の業績
- 売上高は681億ドルで前年比73%増。
- データセンター売上は623億ドルで75%増。
- Non-GAAP EPSは1.62ドルで82%増。
- 粗利益率は75.2%へ改善。
第1四半期の売上見通しは780億ドル(±2%)とし、市場予想を大きく上回った。CEO Jensen Huang氏はBlackwell需要の強さを強調した。
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テクニカル分析
株価は187ドル付近で引けた。194ドル超まで上昇後、急反落した。
185ドルが当面の支持線。割り込めば180ドル、さらには170ドル台半ばも視野に入る。

RSIは46前後で中立~やや弱気。MACDはプラス圏だが勢いは鈍化。
195~200ドルが主要抵抗線。AI成長への信頼回復がなければ、当面はもみ合いが続く可能性が高い。
本記事は教育目的の情報提供であり、金融・投資・取引に関する助言ではありません。Coindoo.comは特定の投資戦略や暗号資産を推奨・保証するものではありません。投資判断を行う前に、必ずご自身で調査を行い、資格を有する金融アドバイザーにご相談ください。





